6月16日(木)
先週から熊本は梅雨入り、先週12日(日)に続いて今日も雨があがったので、12日に果たせなかった天草の海に沈む夕陽を求めて天草下島までドローン撮影に行きました。途中私はいつものように助手席で眠ってしまいましたが・・・下島西海岸に着き、駐車場で起こされると、眼下は海岸、荒削りの岩に波が打ちつけ天草上島や内海とは違った景色が広がっていました。
この海岸線は、通称サンセットラインといい海に沈む夕陽がみられる場所のようです。3週間ほど前に、世界遺産に登録されている崎津集落に行ったとき、浜で会った元船乗りで崎津教会の信者の優しいおじさん・Yさんに出会い、「西平椿公園の夕陽は一番美しいけん、今から行ってみっといい。」と勧めてもらいました。スマホで検索して西海岸が『サンセットライン』と呼ばれていることを初めて知りました。
椿公園に着いたとき海岸の景色は美しかったのですが、夕方には曇ってしまい、『海に沈む夕陽』には出会えませんでした。
今日は、夫は『海に沈む夕陽』を求めて、牛深町までこの海岸線を南下していく予定のようです。大きな駐車場から細い道を車で下っていくと妙見浦と呼ばれる海岸に着き車を降りました。引き潮時だったので、砂利の砂浜を30メートぐらい歩いて岩場に行くと背丈よりも大きい岩に藤壺がびっしり付いていました。その先には荒波で穴の開いた岩場があり、景観をより魅力的にしていました。
その後、世界遺産の崎津集落で集落の端にある海の上のマリア像を撮影しました。たまたま鹿児島から魚釣りの旅の途中で『世界遺産』という標識を見て立ち寄ったという3人組の男性に会いました。今、撮影したばかりの動画を見て、YouTubeのチャンネル登録もしていただきました。
今日の最終目的地の牛深の茂串海岸までは約30キロ、午後4時ごろに崎津集落を出発し4時半過ぎに茂串海岸に着きました。先日は休日だったので家族ずれで賑わっていましたが、今日は夕方だったこともあり誰もいません。入り口で帰宅途中の60歳後半ぐらいのおじさんに会いました。「今からドローン?」と尋ねられたので、「魚釣りですか。何が釣れましたか?」と、尋ねる袋を持ち上げて、「イカが一匹だけね。」と言って笑いながら帰って行きました。(今日はおさしみかな?) 茂串海岸は、先日よりも、晴れ間は見えたもののやっぱり雲が出てきて、『海に沈む夕陽』はお預けになりました。この日撮影したドローン映像は、YouTube動画『熊本の絶景 茂串海岸』『熊本の絶景 天草下島』にアップしています。